1.準備
検査を実行するには、検査を作った人から予め以下の情報を入手してください。- 管理ユーザー名とテストユーザー名
これらのユーザー名は検査を作った人が設定しています。半角英数の文字列です。 - 検査の種類と検査名
検査の種類とは、TDS、TCATA等の官能検査の手法です。
検査名は検査を作った人が設定した名前です。半角英数の文字列です。 - パネル、試料、感覚、繰り返し
パネルとは検査をする人のIDです。名前や番号で指定されます。
試料とはチョコレートやジュース等、検査を行う対象です。複数提示されることもあります。
感覚とはTI等で指定されるもので、チョコレートの場合は甘さや苦さのような特性です。
繰り返しは同じ検査を繰り返し行う場合に使用します。
管理ユーザー名 | Kanri1 |
テストユーザー名 | Test1 |
検査の種類 | TDS |
検査名 | TDS1 |
パネル | P1 |
試料 | Sample1 |
2.アプリ起動とホーム画面
アプリを起動すると、以下の画面が表示されます。
3.検査を取得する
STEP1:設定

検査作成者から指定された管理ユーザー名とテストユーザー名を入力します。前回の検査から変更されていない場合は再入力の必要はありません。
STEP2:検査手法を選択


STEP3:検査を取得
指定された検査名を選択し、





以上で、検査の読み込みは完了です。
4.検査の設定
STEP1:検査を選択ホーム画面で、


検査を作った人から指定された検査手法を選択します。

次に、指定された検査名を選択します。以上で検査が読み込まれました。
STEP2:パネル
ホーム画面で、


STEP3:試料
ホーム画面で、

STEP4:繰り返し、感覚
検査手法によっては、

5.検査実行
検査の実行は、その手法に応じて入力してください。TI

TI法では、知覚された感覚の強度をスライダーで入力します。
TDS

TDS法では、経過する時間の間、注意を引いた感覚属性のボタンを選択し、別の感覚が注意を引いたときはその感覚のボタンを選択します。
TCATA

TCATA法では、 TDSと同様に経過する時間の間、注意を引いた感覚属性のボタンを選択します、TCATAでは複数の感覚を同時に選択できます。また、感覚が消えた時は再度ボタンを選択すると解除することができます。
検査終了
検査が終了すると、その結果を端末(iPad、iPhone)に保存します。TI、TDS、TCATAの場合は終了ボタンを選択します。終了時以下の画面が表示されます。
必要であれば、コメントを入力し保存を選択します。
以上で、検査は終了です。
6.検査結果確認
検査結果を確認するには
検査手法、検査名を選択すると以下の画面が表示されます。

ここで選択された検査結果が表示されます。
TDSの例

7.検査結果送信
検査結果は集計と解析を行うために、クラウドに送信します。



転送する検査結果を選択し、



以上で、検査の設定から実施、結果の転送までの作業は完了です。
J-SEMS.Cloud実行