感性・官能評価システム J-SEMS

MATI法

1.MATIとは

MATI法(Multi-Attribute Time Intensity)は、試料に対する複数の感覚属性の強度の時間的変化過程を同時に測定する方法です。
従来のTI法(Time Intensity)では、一度に測定できるのは一つの感覚属性 のみですので、複数の感覚属性について測定しようとすると時間がかかってしまうのですが、MATIは従来のTI法よりも効率的な方法といえます。
MATIで同時に測定可能な感覚属性の数は、3個から6個くらいといわれていて、感覚の大きさは、段階尺度か線尺度で測定されます。また、 TI法のように完全に連続的に測定することはできず、時間間隔を置いて測定することになるので、それが欠点ともいわれています。

2.MATI曲線

下の2つの図は、3つのタイプのフルーツキャンディーに対するMATI曲線の例で、左の図は“かたさ”、右の図は“粘着性”の感覚の評価結果です(Kuesten C. & Bi, J. (2018)。

3.J-SEMS.TIMEでのMATI

特徴

J-SEMS.TIMEでのMATIには以下の特徴があります。

  1. 最長60分までの計測ができます。
  2. 計測は0.1秒間隔で可能です。
  3. 感覚数は最大8まで設定できます。
  4. 感覚はラインスケール(線尺度)またはボタン(段階尺度)で強度を入力します。
  5. 検査のトリガー(ステージ)を入力することができます。例:口に含む、噛む、飲み込む
  6. 設定した感覚はフットスイッチ等の外部入力で選択できます(オプション)。
  7. 検査結果を集計し、MATI曲線を描画することができます。
  8. 検査結果はパソコンにダウンロードすることができます。

 検査画面

3.システム構成と価格

システム構成

価格