感性・官能評価システム J-SEMS

QDA法

QDA法

 QDA法は、1970年中頃にH.Stone等によって提案された方法で、例えば、食品を評価する時に、その特性を表現する様々な言葉を尺度にして評価します。主に線尺度を評価尺度にして、よく訓練された分析型パネル(QDA パネル)がサンプルを評価します。

手順

    1. 言葉だし

       試料の一部をパネルに示し、それらの特性を記述してもらう。

    2. 話し合い

       言葉だしで提案された言葉の意味を話し合い、同じ意味を持つ言葉はひとつにまとめ、複雑な言葉は単純な言葉に取り換える。

    3. 特性表現用語の決定

      話し合いの結果、パネルが共通に理解できる言葉だけを残して、特性表現用語とする。

    4. 試し評価

      いくつかの試料を選んで、評価の練習を行う。

    5. 尺度合わせ

      試し評価の結果、パネル間でばらつきの大きかった特性について、用語の定義の確認や評価尺度のつりあわせを行う。

検査

パネル間のばらつきが小さくなり、精度が目的のレベルに達したら、線尺度かカテゴリ尺度を用いて評価します。

解析

試料ごとに各特性の評価結果の平均値を求め、分散分析などにより、それらの平均の差の検定を行う。あるいは、主成分分析を行って、特性間の関係の分析を行います。

3種類の豚肉を試料とし、各特性について線尺度でパネルに評価させました。

評価結果の平均を求め、その結果を尺度ごとにプロファイルにまとめたものが、下図です。

QDA データは、必要に応じて、主成分分析や分散分析などを行います。

参考文献

製品開発に役立つ感性・官能評価データ解析−Rを利用して

検査画面

J-SEMSの検査画面