コンジョイント分析
マーケッティング・リサーチの分野では、商品を特徴付ける要因を属性といい、その属性の具体的な内容を水準と呼美ます。ここでは、それぞれの属性の中から、様々な要因をピックアップし、それらの要因を組み合わせて、仮の商品コンセプトを作り、それらを消費者に順位付けしてもらう。このようにして得られた順位データを元にして、各属性と各水準の効用を算出し、最適な商品コンセプトを作り出すことを目指すものです。
例
下の表にある」男性用の腕時計のデザインで、 1)消費者の購買に最も影響を及ぼす属性はどれか。 2)各属性において水準1と2のどちらが消費者に支持されるか。 3)消費者の購買に最も影響を及ぼす属性はどれか。 |
属性1 | 属性2 | 属性3 | 属性4 | 属性5 | 属性6 | 属性7 | |
価格 | バンド | 色 | 大きさ | 文字盤 | 電波時計機能 | 厚さ | |
水準1 | 5万円以上 | レザー | ゴールド | ケース径38mm未満 | デジタル | あり | 10mm以上 |
水準2 | 5万円未満 | 金属 | シルバー | ケース径38mm以上 | アナログ | なし | 10mm未満 |
J-SEMS 試験解析画面
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ガイドブック「製品開発に役立つ感性・官能評価データ解析-Rを利用して-」での解説
参考文献