J-SEMS

j-semsとは

J-SEMSは官能評価試験を行うためのツールとして開発しました。(J-SEMSは弊社の登録商標です)

標準装備している評価手法は 1)TI法 2)TDS法 3)SD法 4)QDA法 です。

また、時系列計測法(単位時間あたりの主観の変化量を時系列で連続して計測)については個別対応です。

官能評価は,製品の特性を五感で捉え,人間の主観的な感覚に基づいて製品を評価する手法で、ものづくりに役立ちます。

J-SEMSの特長

(システム構成)

1)親機(サーバ)と子機(タブレット)をWi-Fiで接続しています。

2)インターネットや社内LAN等との接続は必要ありません。

3)親機は試験の管理・集計、子機は試験の作成・実施を行います。

4)複数台の子機で同時にデータ収集ができます。

5)親機と接続無しでもデータ収集ができます。

6)わずらわしいシステム運用を必要としません。

(データの自動化と効率化)

1)ラインスケールにも対応し、自動的にデータの数値化をすることができます。

2)精度の高いデータが効率よく得られます。

3)データ収集の作業時間が大幅に削減されます。

4)試験中でも途中結果を確認することができます。

(使いやすいヒューマンインターフェース)

1)子機で問題作成から解析までを行います。

2)子機の回答欄をタップすることで答が得られる使いやすいインターフェースです。

3)システムの標準解析以外の解析もパソコンにデータをダウンロードすることで可能です。

TI法やTDS法は、どんな時に有効か

例えば、

1)口に入れた直後は苦味を感じるが、時間の経過とともに、それがコクに代わっていく飲み物を作りたい

2)最初に嗅いだ時には、甘い香りがするが、時間の経過とともに、甘い香りが弱まり、さわやかな香りに変わっていくような化粧品を作りたい

TI法(Time Intensity) とは

1)感覚強度の時系列的変化を記録し、得られた関数形の特性を様々なパラメータを用いて記述する方法です。

2)一つの感覚の強度の変化を連続的に記録します。

<本機による測定と解析>

1)感覚の強度はiPad画面のスライダーバーをスライドさせることで入力します

2)試験結果は、親機で集計が行われ、曲線フィットや統計解析が行われます

3)測定結果のダウンロードもできます

 

TDS法とは

1)複数の感覚の時系列変化を同時に測定する方法です

2)複数の感覚で最も感じる感覚を選択し、記録します

3)パネルは、最も感じる感覚が他の感覚に移った時に、画面に表示されている感覚のボタンをタップします

<本機による測定と解析>

1)パネルの反応は、子機画面に表示される感覚属性のボタンをタップすることで記録されます

2)試験結果は、親機で集計が行われ、曲線フィットや統計解析が行われます

3)測定結果のダウンロードもできます

TDS法の計測画面と結果の一例

    

SD法とは

1)試料の持つ主観的なイメージを知りたい時に行います

2)反対の意味を持つ形容詞を両側に置いた複数の評価尺度を用いて評価します

<本機による測定と解析>

1)本システムでは、線尺度と段階尺度で評価することができます

2)試験結果は親機で集計が行われ、SDプロフィールや主成分分析、因子分析を行います

3)結果のダウンロードもできます

SD法:評価尺度の例

 

QDA法とは

1)試料の特性を表す様々な言葉を尺度にして評価します

本システムでは、線尺度と段階尺度で評価することができます

<本機による測定と解析>

1)本システムでは、線尺度と段階尺度で評価することができます

2)試験結果は親機で集計が行われ、プロフィール曲線や主成分分析、因子分析を行います

3)結果のダウンロードもできます

時系列計測法

感覚強度の単位時間当たりの変化を連続して計測します。

特徴

・ 単位時間あたりの変化量を連続的に計測します。

・ 位置情報や被験者情報を同時に計測できます。

・ 主観の変化量を簡易に連続的に得られ、結果の可視化ができます。

刺激の強度の強い時間の測定や刺激が消えるまでの時間等の計測が可能です